明日の日本株の読み筋=強弱感対立か、経済再開期待は根強いも米中対立の警戒くすぶる
あす28日の東京株式市場は、強弱感対立か。新型コロナウイルスのワクチンや治療薬の開発が進むなか、経済活動再開への期待は根強く、外部要因に変調がなければ、買い戻しが続く可能性がある。ただし、米中対立への警戒感はくすぶっており、関連ニュースには注視する必要がある。トランプ米大統領は26日、中国政府が香港への「国家安全法」の導入を強行すれば、週内にも中国への強力な制裁を発表する考えを示唆した。制裁内容によっては世界経済に悪影響を及ぼす要因になる。市場では、「米中対立がこじれれば、下げるだろうが、むしろいい押し目になる」(国内投信)との声も聞かれた。
27日の日経平均株価は3日続伸し、2万1419円(前日比148円高)引け。朝方は、きのう連騰した反動で、利益確定売りに弱含んで始まった。いったん上げに転じたが、株価指数先物売りに軟化し、下げ幅は一時120円を超えた。一巡後にいったん切り返したが、米中対立が警戒されるなか、香港ハンセン指数が下げに転じたこともあり、前引けにかけて弱含んだ。後場は、再度プラス圏入りして始まり、一時200円超上昇した。時間外取引で米株価指数先物が上げ転換後に一段高となり、支えとして意識された。チャート上では、200日移動平均線(2万1655円)に接近中で、目先的な上値抵抗線として意識される。
提供:モーニングスター社
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