29日の東京外国為替市場=トランプ米大統領会見への警戒感でドル・円下押し

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2020/5/29 15:04

 29日の東京外国為替市場で、ドル・円はジリ安歩調を強める展開となった。

 前日、トランプ米大統領が明日(29日)中国に関する記者会見を行うと発表されたことを受け米株安となり、その流れを受けたきょう東京時間では、日経平均株価の売り優勢を背景にドル・円は1ドル=107円台半ばでの小動きスタート。実質5・10日(ごとおび)で国内輸入企業からのドル買い・円売りが入る場面もあったが、時間外取引で米長期金利が低下したのにツレて、ドル・円はジリジリと値を下げた。

 午後に入っても、トランプ大統領の対中制裁の会見内容がどうなるかという点が意識され、ドル・円は一時107円ちょうど近辺まで下押しした。

 15時現在、107円09銭となっている。

提供:モーニングスター社

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