<話題>海外投資家が6週ぶりに買い越しに転換

株式

2020/5/29 17:26

 今週(25-29日)目に付いたのは、28日引け後に東証が発表した5月第3週(18-22日)の投資部門別の売買状況(2市場1・2部等)。海外投資家が773億円を買い越し、6週ぶりに買い越しに転じた。そして、22日の日経平均株価の終値は2万388円で前週末比350円高。

 空売りの買い戻しを伴ったような、買いの強さに違和感を覚えるような相場付きだったが、やはり、海外投資家が買い越しに転じていたかという感じ。また、26日引け後に発表された5月22日申込み現在(2市場合計)の信用残(金額ベース)は、「売り残」が前週末比294億円増に対し、「買い残」も同211億円増加しており、買い方の回転が効いた格好だ。

 ちなみに今年、海外投資家が買い越したのは4週のみ。累計ではまだ3兆6305億円も売り越している。需給主導にならざるを得ない相場付きの中で、日銀とともに注目が怠れない。

提供:モーニングスター社

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