三菱電機、フィンランドのEKE社株式の34%を取得

株式

2020/6/2 16:22

 三菱電機<6503.T>は2日、列車統合管理システム(TCMS)の製品力強化と鉄道車両の状態監視保全(CBM)への支援システムの技術確立のため、TCMSなどの鉄道車両用情報システムやその周辺機器を製造・販売するフィンランドのEKE-Electronics(エケ・エレクトロニクス、EKE社)の株式34%を取得したと発表した。

 同社では今回、鉄道車両用情報システムやその周辺機器を製造・販売し、欧州以外にもアジア、オセアニアで豊富な納入実績を持つEKE社へ出資することで、海外向けTCMSの製品力強化と鉄道車両のCBMへの支援システムの技術確立を目指す。また、両社の販路やノウハウの活用により、海外向け鉄道車両用情報システム事業の拡大を図るとしている。

 2日の終値は、前日比32.5円高の1456円。

提供:モーニングスター社

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