4日の東京株式市場見通し=上値を試す場面もありそう

国内市況

株式

2020/6/4 7:47

 予想レンジ:2万2700円-2万3000円(3日終値2万2613円76銭)

 4日の東京株式は続伸後、上値を試す場面もありそう。足元で堅調な地合いが続くなか、現地3日の欧米株式が上昇した動きなども追い風に、買い先行のスタートとなろう。投資家心理が強きに傾くなか、日経平均株価は、心理的なフシ目となる2万3000円を意識する場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=108円台の後半(3日終値は108円74-75銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=122円台の前半(同121円95-99銭)と円安方向に振れている。3日のADR(米国預託証券)は円換算値で、キーエンス<6861.T>、ソニー<6758.T>、日産自<7201.T>などが、3日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、3日の大阪取引所終値比185円高の2万2915円だった。(高橋克己)

 4日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 週間の対外対内証券売買契約

・11:00 5月車名別新車販売・通称名別軽自動車販売

・30年国債入札

・決算発表=積水ハウス<1928.T>

【海外】(時間は日本時間)

・21:30 米4月貿易収支、米週間の新規失業保険申請件数

・ECB定例理事会(ラガルド総裁会見)

・決算発表=ブロードコム<AVGO>、ギャップ<GPS>

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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