<米国株情報>グーグル、プライバシー侵害訴訟で5000億円超の損害賠償の可能性

株式

2020/6/4 10:25

 アルファベット<GOOGL>傘下のグーグルが数百万人のユーザーのプライバシーを侵害したとして、少なくとも50億ドル(約5450億円)の損害賠償請求の集団訴訟に直面する可能性が出てきた。経済情報専門サイトのマーケットウォッチなどが2日、伝えた。

 法律事務所のボイズ・シラー・アンド・フレックスナーが2日、カリフォルニア州の地方裁判所に対し、3人のユーザーを原告とする訴訟を起こした。訴状によると、グーグルはグーグル・アナリティクスなどのアプリを経由し、ユーザーの許可なく個人情報を追跡・収集していると指摘。カリフォルニア州や連邦政府が禁止しているプライバシー保護法(個人情報保護法)の侵害に当たると主張している。

 その上で、原告側はグーグルに対し、16年6月1日以降のユーザー1人につき5000ドル(約54万5000円)の損害賠償の支払いを求めている。今後、数百万人のユーザーを巻き込む集団訴訟に発展する可能性がある。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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