明日の日本株の読み筋=週末要因から売り優勢となりそう
5日の東京株式市場は、週末要因からポジション調整の売りが優勢となる場面もみられそうだ。足元で日経平均株価は堅調な動きを継続したが、東証1部の騰落レシオがきのうの143.2%から145.0%に上昇。日経平均株価の25日移動平均線とのかい離率は、きのうの9.60%から9.28%に縮小したものの、依然として短期的には警戒が必要とみられる。一方で、市場では「動いた銘柄をみると、先駆した銘柄が利益確定売りに押され一服する一方、新たに物色の矛先が向かった銘柄がみられるなど、循環物色につながりつつあるようだ」(中堅証券)との見方があった。
4日の東京株式は、日経平均株価が前日比81円98銭高の2万2695円74銭と4日続伸して取引を終えた。市場では「相場の地合いの強さを確認する格好となったが、短期的な過熱感が警戒されており、冷ますための調整が欲しいところだ」(他の中堅証券)との声が聞かれた。東京証券取引所は4日引け後、5月第4週(25-29日)の投資部門別の株式売買状況を発表。海外投資家は216億円の売り越しで、売り越しは2週ぶりだった。
提供:モーニングスター社
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