17日の債券市場見通し=買い戻しが優勢の展開か

債券

2020/6/17 8:26

予想レンジ:債券先物中心限月(20年9月限)152.00円-152.20円、長期国債利回り0.000%-0.020%

 17日の債券市場は買い戻しが優勢の展開か。

 前日の米債券市場は続落。パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の議会証言は、米国経済の先行きについて引き続き慎重な内容が目立った。しかし、米政府による1兆ドルのインフラ投資への期待、米5月小売り売上高が過去最大の伸びとなるなど、米経済の回復への期待感が売り材料となった。

 一方、リスクオンの動きは、国内市場では限られそうだ。シカゴ日経平均先物が反落し、先物・夜間取引が一時反発している。「米国市場で材料視された追加財政出動への期待は、前日に消化済み。前日の下げの反動によって、買い戻しが優勢な展開になろう」(銀行系証券)という。

提供:モーニングスター社

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