芦森工が急騰、株式新聞は「水害対策関連」で注目

株式

2020/6/19 9:39

 芦森工業<3526.T>が前日比5.2%高の972円を付けた。株式新聞は19日付1面で、近年規模が拡大傾向にある豪雨や台風による被害の対策に絡み、注目銘柄として紹介した。

 国土交通省の調査では2014-18年の水害による首都圏の経済損失はその前の5年間の2.6倍に拡大するなど、対策は待ったなしの状況にある。芦森工は自動車部品の低迷で業績が悪化したものの、ホースや土留材といった防災製品は堅調だと同紙は指摘。東京五輪の期間中は中断が予定されていた都心の工事が継続しそうな点も、追い風になるとみている。

 同紙はほかに、関連銘柄としてブルーシートやコンクリート補強材を手掛ける萩原工業<7856.T>、中小河川の氾濫(はんらん)リスクへの対応に貢献する応用技術<4356.T>を紹介している。

提供:モーニングスター社

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