<新興国eye>トルコ西部のミラスボドルム空港、国際便を再開―トルコ航空は7月から国際便拡大へ

新興国

2020/7/1 11:19

 トルコ空港運営大手TAVエアポート・ホールディングは6月26日、同国西部のエーゲ海に面した観光地ムーラの空の表玄関となっているミラスボドルム空港の国際便の運用サービスを再開したことを明らかにした。地元紙ヒュリエトが伝えた。

 同空港は、新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミック(感染症の世界的流行)を受けた政府の旅行禁止令に従って、運用を一時停止していたが、世界各地でロックダウン(都市封鎖)解除の動きが広がってきたことを受け、国際便の発着の受け入れを再開。ドイツ・ハノーバーからの国際便が再開第一便となった。同空港での国内便の発着については6月4日から運用を再開している。

 また、トルコ国営航空大手ターキッシュエアラインズはイランの首都テヘランに向かう発着便の運航を7月16日から週7便のペースで再開する。ニューヨークや東京、マニラ、シンガポール、バンコック、モントリオール、アルジェリア、ハルツーム(スーダン)、カイロなどへの国際便の運航も7月中に再開する計画。同社はすでに6月11日からドイツや英国、オランダ向けの国際便から運航を段階的に開始している。

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提供:モーニングスター社

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