共立メンテが反落、三菱UFJモルガン証は「Hold」・目標株価3050円に引き下げ

株式

2020/7/1 16:37

 共立メンテナンス<9616.T>が反落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では6月30日付で、レーティングを「Buy」(買い)から「Hold」(中立)に、目標株価を7100円から3050円に、それぞれ引き下げている。

 同証券では、業績予想を下方修正、基準期と妥当PERを変更し、あわせて目標株価を3050円に引き下げるとしている。新型コロナの影響により、ホテルの客室単価上昇や流動化による開発加速による中期的な利益成長ストーリーがいったん後退したと考え、「Hold」に引き下げるとしている。ドーミーインの稼働率は会社側によると、5月以降、国内出張再開を背景に急回復するなど明るい兆しが出ており、かつ8月上旬に開始予定のGoToキャンペーン中は、リゾートを含むホテル全般の稼働率上昇が期待できるものの、3月中旬以降のリターンリバーサル相場で、当面の回復期待は株価におおむね織り込まれたと考えるとしている。

 同証券では、連結営業利益について、21年3月期ゼロ(前期は112億500万円、従来175億円、会社側計画は非開示)、22年3月期100億円(従来195億円)、23年3月期110億円と試算している。

 30日の終値は、前日比100円安の3565円。

提供:モーニングスター社

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