米国株式市場:雇用統計を好感、NYダウ反発、ナスダックは4日続伸し連日史上最高値

株式

2020/7/3 7:46

 2日の米国株式は、NYダウが前日比92.39ドル高の2万5827.36ドルと反発、ナスダック総合指数が同53.000ポイント高の1万207.629ポイントで取引を終了。出来高概算は、NY市場が8億9715万株、ナスダック市場が39億8241万株だった。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は、連日で史上最高値を更新した。

 6月米雇用統計で、非農業分野の雇用者数が前月比480万人増となり、市場予想平均の同300万人増を上回った。市場予想平均を上回る増加となったことを好感し、NYダウは一時、470ドル近い上昇をみせる場面もあった。ただ、新型コロナウイルスの1日あたりの感染者数が5万人を超えたと報じられるなど、拡大傾向が続いていることから、経済活動への影響を警戒する動きが出て、上げ幅を縮小した。NYダウ採用銘柄では、ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス<WBA>やファイザー<PFE>、ダウ(旧ダウ・デュポン)<DOW>などが、値上がり率の上位に入っている。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、2日の大阪取引所終値比135円高の2万2315円だった。

提供:モーニングスター社

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