大有機化が急伸、上期の電子材料事業は40%増益

株式

2020/7/3 14:02

 大阪有機化学工業<4187.T>が急伸。2日引け後の決算発表で、20年11月期上期(19年12月-20年5月)の連結業績が、「電子材料事業」のけん引で好調な推移を示したことが材料視された様子。株価は前日比88円高の2508円まで値を上げている。

 20年11月期上期は、売上高143億4200万円(前年同期比1.1%増)、営業利益23億8400万円(同35.2%増)。「化成品事業」が営業利益4億5400万円(同15.2%増)と順調に推移する中、次世代半導体材料開発の強化によるトップシェアの確保、および新規ディスプレイ材料の拡販に努めた「電子材料事業」が営業利益を14億2700万円(同40.0%増)に伸ばして全体をけん引した。

 連結営業利益の通期予想37億円(前期比1.0%増)に対する進ちょく率は64.4%となっており、特に第2四半期(3-5月)に限ると営業利益は12億6500万円(同47.2%増)と、大きく伸びている。

 午後1時59分現在の株価は62円高の2482円。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ