日経平均は160円高と続伸、都内のコロナ感染者数増加で上げ幅縮小の場面も、その後持ち直す=3日後場

 3日後場の日経平均株価は前日比160円52銭高の2万2306円48銭と続伸。朝方は、買い優勢で始まった。現地2日の米国株式が雇用情勢の回復を背景に上昇した流れを受け、一時2万2312円44銭(前日比166円48銭高)まで値を上げた。一巡は株価指数先物売りを交え、前引けにかけていったん伸び悩んだ。昼休みの時間帯に、「東京都で3日、新型コロナウイルスの新規感染者が120人以上となることが関係者への取材でわかった」と日本経済新聞が伝え、連日の感染者数増加が重しとなり、後場入り後には2万2154円97銭(同9円01銭高)まで上げ幅を縮小する場面があった。ただ、影響は限定され、その後は大引けにかけて買い戻しに持ち直しの流れとなった。

 東証1部の出来高は9億8246万株、売買代金は1兆6954億円。騰落銘柄数は値上がり1333銘柄、値下がり759銘柄、変わらず78銘柄。

 市場からは「新型コロナ感染者数の増加が伝えられても、下は売り切れないようだ。感染者数がケタ違いに大きい米国では株価が下がっておらず、政策期待が後ろ盾になっている」(準大手証券)との声が聞かれた。

 業種別では、HOYA<7741.T>、島津製<7701.T>などの精密株や、任天堂<7974.T>、ピジョン<7956.T>などのその他製品株が堅調。ソフバンG<9984.T>、ZHD<4689.T>などの情報通信株も買われた。三菱ケミHD<4188.T>、信越化<4063.T>などの化学株や、ダイフク<6383.T>、日立建機<6305.T>などの機械株も高い。東エレク<8035.T>、アドバンテスト<6857.T>などの電機株や、東京海上<8766.T>、SOMPOH<8630.T>などの保険株も値を上げた。

 半面、ANA<9202.T>、JAL<9201.T>などの空運株が軟調。日水<1332.T>、マルハニチロ<1333.T>などの水産農林株や、日本紙<3863.T>、北越コーポ<3865.T>などのパルプ紙株も売られた。東急<9005.T>、阪急阪神<9042.T>などの陸運株も安い。

 個別では、YACHD<6298.T>がストップ高となり、クスリアオキ<3549.T>、TOWA<6315.T>、Jリース<7187.T>、電算システム<3630.T>などの上げも目立った。半面、三陽商<8011.T>、TSIHD<3608.T>、マルシェ<7524.T>、ヴィアHD<7918.T>、ナルミヤ<9275.T>などの下げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、22業種が上昇した。

提供:モーニングスター社

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