<特集>防災意識が高まるシーズン(3)=ドーン―防災アプリへの需要拡大も
2020/7/3 17:41
ドーン<2303.T>をマークしたい。同社はGIS(地理情報システム)アプリケーションの開発や、地図情報配信および位置情報配信サービスの提供などを手掛けている。梅雨やゲリラ豪雨、台風などによる大雨災害の発生が警戒されるなか、危険を事前に察知することができる防災アプリの活用が見込まれる。同社は東京都公式アプリ「東京都防災アプリ」を手掛けているが、災害への備えに関心が高まるとみられるなか、各地の自治体では、それぞれの地域の事情に沿った防災対策の一環として、同アプリに対する需要拡大が見込まれる。
20年5月期の単体業績は、売上高10億3000万円(前期比15.3%増)、営業利益2億5700万円(同28.5%増)を予想。5月18日には、期末一括配当予想を従来の8.5円から10円(前期実績7.5円)への増額を発表している。配当の増額に進んだことは、通期業績に対する自信の表れと判断でき、堅調な業績による決算の着地が期待される。
提供:モーニングスター社
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