AHCGが急落、20年11月期第2四半期の業績予想を下方修正、通期見通しは未定に

株式

2020/7/6 16:19

 AHCグループ<7083.T>が急落し、237円安の1383円を付けた。前週末3日引け後、20年11月期第2四半期(19年12月-20年5月)の連結業績予想の引き下げおよび、通期予想を未定にすると発表、嫌気された。

 第2四半期業績予想で、売上高を22億4000万円から19億9200万円(前年同期は非上場のため四半期財務諸表を作成せず)に、営業利益を1億200万円から1700万円に引き下げた。福祉・介護事業において、新型コロナウイルス感染症拡大が影響、施設利用者が減少。外食事業では、営業自粛期間が6月中旬まで延長されたことで、来店客数が当初計画を下回ったことも響いた。

 20年11月期業績予想は、新型コロナウイルス感染症の終息を20年5月と想定していたが、現在も終息のメドがたっていないことから、業績に与える影響が不透明とし、従来予想を取り下げた。

 6日の終値は、前週末比82円安の1538円。

提供:モーニングスター社

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