リプロセルが反落、20年3月期連結業績予想を下方修正

株式

2020/7/6 16:21

 リプロセル<4978.T>が反落し、18円安の409円を付けた。前週末3日引け後、20年3月期連結業績予想の下方修正を発表、嫌気された。

 20年3月期業績予想で、売上高を14億3400万円から11億9900万円(前期比)に引き下げ、営業赤字が7億5600万円から9億800万円(前期は7億8100万円の赤字)に拡大する。iPS細胞サービスおよび創薬支援サービスの受注がほぼ当初の見込み通りに進ちょくしたものの、新型コロナウイルスの影響で、受注済みのサービスが一部実施できない状況となり、納品に至らない案件も発生した。損益面では、販管費に大きな変動はなかったものの、売上高減少による影響を受けた。最終赤字は、インドの連結子会社Bioserve Biotechonologiesの株式取得時に発生したのれんなどについて、回収可能価額を慎重に検討した結果、減損損失として1億1500万円を計上する見込みとした。

 6日の終値は、前週末比1円高の428円。

提供:モーニングスター社

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