8日の東京株式市場見通し=続落後、もみ合いとなりそう

国内市況

株式

2020/7/8 7:47

 予想レンジ:2万2300円-2万2700円(7日終値2万2614円69銭)

 8日の東京株式は続落後、もみ合いとなりそうだ。きのう7日の軟調な動きや、現地7日の米国株式が下落したことから、売り先行のスタートとなろう。主要なETF(上場投資信託)の分配金支払い基準(決算日)は8日と10日に集中していることから、分配金をねん出するための売りも警戒される。売り一巡後は、時間外取引での米株価指数先物の動きを意識する展開が見込まれる。為替相場は、ドル・円が1ドル=107円台の半ば(7日終値は107円63-64銭)、ユーロ・円が1ユーロ=121円台の前半(同121円46-50銭)と小動き。7日のADR(米国預託証券)は円換算値で、デンソー<6902.T>、キヤノン<7751.T>、三井住友<8316.T>などが、7日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、7日の大阪取引所終値比125円安の2万2415円だった。(高橋克己)

 8日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 5月国際収支

・14:00 6月景気ウオッチャー調査

・決算発表=ウエルシアH<3141.T>、ファミマ<8028.T>、イオン<8267.T>

【海外】(時間は日本時間)

・米10年国債入札

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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