日経平均は50円程度安、売り先行後は下げ渋る格好に=8日寄り付き

 8日午前9時21分すぎの日経平均株価は、前日比50円程度安い2万2565円前後で推移する。寄り付き直後に、同149円61銭安の2万2465円08銭を付けている。きのう7日の弱い動きが継続し、現地7日の米国株式が反落したこともあり、売りが優勢となったようだ。その後は、押し目を拾う動きから、下げ渋る格好となっているもよう。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は7日の大阪取引所終値比125円安の2万2415円だった。

 業種別では、国際帝石<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株や、JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株が下落。郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株や、第一生命HD<8750.T>、東京海上<8766.T>などの保険株も安い。三井不<8801.T>、三菱地所<8802.T>などの不動産株や、クレセゾン<8253.T>、JPX<8697.T>などのその他金融株も軟調。日本製鉄<5401.T>、JFE<5411.T>などの鉄鋼株や、ヤマハ<7951.T>、任天堂<7974.T>などのその他製品株も下げている。

 個別では、ティアック<6803.T>、ランド<8918.T>、MSOL<7033.T>、フェリシモ<3396.T>、一蔵<6186.T>などが下落。半面、マネパG<8732.T>、アゴーラHG<9704.T>、塩水糖<2112.T>、TBASE<3415.T>、沢藤電機<6901.T>などが上昇している。

 東京外国為替市場は午前9時21分時点で、1ドル=107円台の半ば(7日終値は1ドル=107円63-64銭)、1ユーロ=121円台の半ば(同121円46-50銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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