なとりが反発、東海東京調査センターは「アウトパフォーム」・目標株価2020円に引き上げ

株式

2020/7/8 16:30

 なとり<2922.T>が反発。東海東京調査センターでは7日付で、投資判断を「ニュートラル」(中立)から「アウトパフォーム」(強気)に、目標株価を1860円から2020円に、それぞれ引き上げている。

 同証券では、21年3月期連結業績について、売上高492億100万円(前期比2.6%増、会社側計画は485億2000万円)、営業利益15億3500万円(同1.0%減、同12億6000万円)と、会社側計画を上回る数値を試算。売上高は特に製品別では水産加工製品の伸び率が20年3月期の4.4%から21年3月期は2.0%にまで下がると想定している。

 全体の営業利益率低下は、やむを得ないものと考えたものの、同証券営業利益率予想は、会社側計画2.6%に対して3.12%となっている。これは、20年3月期実績の営業利益率のマイナス幅が0.11%にとどまったことと、同社の業績回復に向けた施策の進展が奏功していると考えられるためとしている。

 8日の終値は、前日比2円高の1740円。

提供:モーニングスター社

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