9日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、107円台前半中心もやや円買い優勢か

為替

2020/7/9 8:45

ドル・円予想レンジ:1ドル=106円90銭-107円90銭

 9日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=107円前半を中心とした推移になるとみられる。

 きのうの米国時間では、新型コロナウイルス感染拡大への懸念が強まったものの、IT関連株が主導し米株高が進んだ。一方、逃避目的で積み上がっていたドルはリスク資産に向かい、ドル・円は107円に近接する水準まで下押しした。

 きょう東京時間は、前日の米国株式市場の流れを受け日経平均株価が買い先行で始まるとみられるが、ドルも円も売られやすくなる中でドル・円が一時107円を割り込む場面が想定される。ただ、その近傍では実需筋のドル買い・円売りも入り、基本的には107円台前半で推移しそうだ。

<主な経済指標・イベント>

国内:6月マネーストック、5月機械受注、6月工作機械受注(速報値)、5年国債入札、日銀支店長会議で黒田東彦日銀総裁あいさつ、日銀「地域経済報告(さくらレポート)」

米国:30年国債入札

その他:中国6月CPI(消費者物価指数)、中国6月PPI(生産者物価指数)

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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