イオンが大幅続落、第1四半期の赤字決算を嫌気

株式

2020/7/9 16:29

 イオン<8267.T>が大幅に3日続落し、一時109.5円安の2424円を付けた。8日引け後に21年2月期第1四半期(20年3-5月)の連結決算を発表、赤字決算となり、嫌気された。

 第1四半期決算は、営業収益が2兆762億7800万円(前年同期比1.9%減)、営業損益が125億5200万円の赤字(前年同期は277億4500万円の黒字)となった。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う行政等関係機関の要請に応じ、感染拡大防止策として国内外のモール、店舗、営業所等の臨時休業や営業時間短縮等を実施したことにより、ディベロッパー事業、サービス・専門店事業、総合金融事業の業績、さらに外出自粛に伴いGMS(総合スーパー)事業の業績に影響が出た。ただ、中国では感染が拡大した2月、日本では緊急事態宣言が発令された4月を業績の底として、以降は順次営業を再開し、営業時間も通常に戻し回復基調にあるとしている。

 9日の終値は、前日比123円安の2410.5円。

提供:モーニングスター社

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