(再送)米国株式市場:NYダウ反落、ハイテク株が買われナスダックは続伸し連日の史上最高値
2020/7/10 7:46
9日の米国株式は、NYダウが前日比361.19ドル安の2万5706.09ドルと反落、ナスダック総合指数は同55.250ポイント高の1万547.750ポイントと続伸して取引を終了。出来高概算は、NY市場が9億7203万株、ナスダック市場が40億3046万株だった。ナスダック総合指数は、連日で史上最高値を更新した。
米週間の新規失業保険申請件数は131万4000件で、市場予想平均の138万8000件よりも良好だった。ただ、米国では新型コロナウイルスの新規感染者数が1日あたり6万人を超え、これまでの最多を更新。同ウイルスの拡大傾向が続く地域での、再度のロックダウン(都市封鎖)が警戒され、NYダウは一時540ドルを超える下げをみせる場面もあった。一方、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は、アマゾン・ドットコム<AMZN>やアルファベット(グーグルの持ち株会社)<GOOG>、マイクロソフト<MSFT>などが買われ、同指数の上げを支えた。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、9日の大阪取引所終値比95円安の2万2385円だった。
提供:モーニングスター社