DeltaF、「DFP-14323」で独立の立場の医師による効果判定評価が終了

株式

2020/7/10 17:53

 Delta-Fly Pharma(DeltaF)<4598.T>は10日正午、「DFP-14323」の臨床第2相試験の独立の立場の医師による効果判定評価が予定通り終了し、「脳転移を有する末期非小細胞肺がん患者を治療するための組み合わせ医薬品」に関する特許をPCT(特許協力条約)加盟国に対して国際出願したと発表した。

 同社では、6月1日付でステージ3-4の非小細胞肺がん患者(うち40%が脳転移あり)を対象とする「DFP-14323」の臨床第2相試験の病勢コントロールが100%としていたが、その後の独立の立場の医師による効果判定評価において、病勢コントロール率が100%、奏功率が65.4%以上の有効性が確定したという。

 また、「DFP-14323」の先願発明は世界の主要国で特許が成立しているが、今回の出願は「脳転移を伴う非小細胞肺がん患者の治療剤」としても有用であることを改めて見出したとしている。

 10日の終値は、前日比400円高の2150円。

提供:モーニングスター社

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