鳥居薬が堅調、株式新聞は「上場子会社関連」で取り上げ

株式

2020/7/14 10:49

 鳥居薬品<4551.T>が前日比2.5%高の3235円まで買われた。株式新聞は14日付1面で、市場で大きなテーマとなっている親子上場の解消期待に絡み、注目の上場子会社の一つとして同社を取り上げている。

 鳥居薬はJT<2914.T>の傘下。19年12月期は抗HIV(エイズウイルス)薬6品の日本での独占販売権を失ったことによる大きな収益のマイナス影響を、スギ花粉舌下錠「シダキュア」の好調によって軽減した。20年12月期は営業利益の大幅回復を見込み、1倍を下回るPBR(株価純資産倍率)の面からも買収思惑が向かいやすいと同紙は指摘。また、「物言う株主」として知られる投資ファンドのエフィッシモ・キャピタル・マネージメントが7%超を保有している。

 同紙はほかに、フォーバル<8275.T>の子会社のフォーバルテレコム<9445.T>、富士ソフト<9749.T>グループのヴィンクス<3784.T>を紹介している。

提供:モーニングスター社

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