クリエイトHが急伸、21年5月期の増配計画を材料視

株式

2020/7/14 11:08

 クリエイトSDホールディングス(クリエイトH)<3148.T>が続伸し、一時170円高の3645円を付けている。13日引け後、21年5月期の連結業績予想を発表。増収ながら減益見通しとしたが、配当の増額計画を示し、材料視された。

 21年5月期業績は、売上高3337億円(前期比4.4%増)、営業利益165億2000万円(同7.2%減)を予想。ウィズコロナ、アフターコロナの新常態として、販促による集客の波をつくらないEDLP(エブリデイ・ロー・プライス)を強化、接触機会およびレジ待ち時間を低減する自社電子マネー機能付きポイントカード「おさいふHippo」の利用促進を目指す。また、調剤待ち時間を短縮する処方箋送信機能付きお薬手帳アプリの利用促進などの施策を推進する。配当は、中間期21円(前期実績19円)、期末21円(同21円)の合計42円(同40円)に増額する計画。

 20年5月期決算は、売上高が3195億8800万円(前期比11.6%増)、営業利益が177億9300万円(同24.9%増)だった。

 午前11時5分時点の株価は、前日比160円高の3635円。

提供:モーニングスター社

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