津田駒が3日続落、未定としていた20年11月期決算は赤字幅が拡大見込みに

株式

2020/7/14 16:26

 津田駒工業<6217.T>が3日続落し、一時16円安の839円を付けている。13日引け後、未定としていた20年11月期の連結業績予想を発表。前年よりも赤字幅が拡大する見通しを示し、嫌気された。

 20年11月期業績は、売上高が240億円(前期比36.3%減)に、営業赤字は28億円(前期は2億2800万円の赤字)に拡大する見込み。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に終息のメドがつかず、一部で移動制限の解除等、回復に向けた準備が進められているものの、輸出比率が高い同社グループは、当面、販売活動の制限を受けざるを得ないと判断した。また、未定としていた期末配当予想は無配(前期も無配)にするとした。

 20年11月期第2四半期(19年12月-20年5月)決算は、売上高が115億4800万円(前年同期比43.2%減)、営業損益は15億3000万円(前年同期は6億4000万円の黒字)だった。

 14日の終値は、前日比5円安の850円。

提供:モーニングスター社

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