15日の東京株式市場見通し=反発後は堅調な展開か

国内市況

株式

2020/7/15 7:47

 予想レンジ:2万2600円-2万2800円(14日終値2万2587円01銭)

 15日の東京株式は反発後、堅調な展開か。きのう14日に下落した反動や、現地14日の米国株式が上昇した動きを受け、買い先行のスタートとなろう。ただ、トランプ米大統領は現地14日、香港への優遇措置を廃止する大統領令に署名したと発表。香港や中国・上海の株式市場の反応をみたいとして、買い一巡後は模様眺めムードが広がる場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=107円台の前半(14日終値は107円26-28銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=122円台の前半(同121円54-58銭)と円安方向にある。14日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、コマツ<6301.T>、TDK<6762.T>、ホンダ<7267.T>などが、14日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、14日の大阪取引所終値比130円高の2万2700円だった。(高橋克己)

 15日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・13:00 6月首都圏新規マンション発売

・黒田日銀総裁会見

・日銀「経済・物価情勢の展望」(展望レポート)

・6月訪日外客数

・決算発表=ベイカレント<6532.T>

・IPO(新規上場)=GMOフィナンシャルゲート(GMOFG)<4051.T>、アイキューブドシステムズ(アイキューブ)<4495.T>、KIYOラーニング(KIYO)<7353.T>いすれもマザーズ市場

【海外】(時間は日本時間)

・21:30 米6月輸出入物価、米7月NY連銀製造業景況指数

・22:15 米6月鉱工業生産・設備稼働率

・ベージュブック

・トルコ市場休場

・決算発表=ゴールドマン・サックス<GS>、USバンコープ<USB>、アルコア<AA>

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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