米株先物が急上昇――新型コロナワクチンの開発前進を好感

米国株式

新型コロナ

2020/7/15 7:53

モデルナ治験で抗体確認

 米製薬大手のモデルナ<MRNA>が開発中の新型コロナウイルスワクチンの高進ちょくを受け、米株価指数先物が急上昇している。きょう15日の東京株式市場では、前日のNYダウの上昇と時間外での先物の急騰を受け幅広い銘柄に買いが先行しそうだ。

 モデルナは日本時間15日朝、初期の治験でワクチンを投与した45人全員に抗体が確認されたと発表した。同社はこれに先立ち、最終的な第3相治験を27日に開始することを明らかにしている。

米中対立も反応薄

 米国では新型コロナの感染者数が拡大傾向にあり、再度の都市封鎖への懸念が株価の重荷となっていた。ワクチンの開発をめぐる朗報によりリスク回避ムードが後退した。モデルナの株価は14日の米市場で前日比3.3%高の75.04ドルで引けているが、その後の時間外取引で89.52ドルまで値上がりする場面があった。

 米シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)のNYダウ先物(Eミニ・ダウ先物)は一時、前日の清算値に対し300ドル超上昇した。日経平均株価先物も2万2900円に迫っている(前日の日経平均株価終値は2万2587円)。トランプ大統領は14日に香港への優遇措置廃止に関する大統領令に署名し、中国との対立姿勢を強めたものの、マーケットの反応はひとまず限定的となっている。

(写真:123RF)

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