15日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、107円台前半で小動きか

為替

2020/7/15 8:27

ドル・円予想レンジ:1ドル=106円80銭-107円80銭

 15日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=107円台前半で小動きとみる。日銀金融政策決定会合の結果公表を前に様子見ムードが広がりやすく、ポジションを一方向に傾ける動きはみられそうにない。市場は現状維持とみており、政策変更となれば急動意が見込まれるが、予想通りならば通過後も株式市場や債券市場をにらみながら落ち着いた展開が続くとみられる。一方、香港国家安全維持法をめぐってトランプ米大統領が中国制裁法案に署名したと伝わっており、中国側の反応次第では神経質な展開も予想される。

<主な経済指標・イベント>

国内:日銀金融政策決定会合、黒田日銀総裁が会見

北米:米7月NY連銀製造業景気指数、米6月鉱工業生産指数、カナダ銀行が政策金利を発表

欧州:英6月CPI(消費者物価指数)、英6月PPI(生産者物価指数)

その他:南ア5月CPI

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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