ヒトコムHDが4日続伸、モーニングスターが「多様な事業ポートフォリオでコロナの影響限定的」と

株式

2020/7/15 9:30

ヒト・コミュニケーションズ・ホールディングス<4433.T>が4日続伸。モーニングスターが15日付レポートで、20年8月期第3四半期(20年3-5月)は、本格的な新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けたが、デジタルマーケティングが着実に成長、巣ごもり消費の拡大を受けたEC(電子商取引)受託・支援や非対面営業のニーズ拡大によるインサイドセールス事業が拡大、多様な事業ポートフォリオを持つことによる対応力の高さを見せたと指摘。コロナの影響は限定的としている。競合他社が高い評価を受ける中、同社の株価は依然として割安とし、想定株価レンジは2000-2500円、投資判断「オーバーウエート」(強気)を継続した。

 レポートでは新型コロナの影響を受けやすいツーリズム・スポーツ事業や実店舗での販売系営業支援は、イベントの自粛延期や営業時間の短縮などで短期的に落ち込んだが、7月22日から開始される政府主導の「Go To Travelキャンペーン」や、プロスポーツの開幕により、急激な回復が想定されるという。

 13日に発表された20年8月期第3四半期累計(19年9月-20年5月)の連結決算は、増収増益で着地した。

午前9時19分時点の株価は、前日比24円高の1141円。

提供:モーニングスター社

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