丸紅、米EyeLock社が生産する虹彩認証デバイスの国内販売で代理店契約

株式

2020/7/15 16:33

 丸紅<8002.T>は15日、丸紅米国および丸紅メタルを通じ、米EyeLock社と、EyeLock社が生産する虹彩認証デバイスを日本市場で販売することに合意し、販売代理店契約を締結したと発表した。

 同社によると、EyeLock社は、虹彩認証を用いた生体認証システムの先駆者で、独自開発技術によって高度なセキュリティーシステムを構築している。それらは、顧客の製品やプラットホームに組み込まれ、非常に低い誤認率のもと、迅速さ・プライバシー・使い易さ・スケーラビリティーを提供している。同社では、今後も成長が期待される生体認証市場において、虹彩認証技術で世界をリードするEyeLock社と協業し、同社のネットワークを通じ、金融・医療・製造・住宅・輸送等さまざまな分野において、社会インフラの礎となるセキュリティソリューションを普及させるとしている。

 虹彩は眼球の角膜と水晶体の間にある輪状の薄い膜で、2つとして同じものが存在せず、ヒトの一生涯を通じ安定している。DNAを除く最も精度の高いヒトの識別子で、それを識別する虹彩認証は、数ある生体認証の中でも、非常に正確な識別法とされる。

 15日の終値は、前日比15.3円高の508.9円。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ