<米国株情報>ウォルマート、傘下の英アスダの売却協議を再開

株式

2020/7/22 10:22

 米小売最大手ウォルマート・ストアーズ<WMT>は傘下の英同業大手アスダ・グループの売却協議を再開したと明らかにした。経済専門チャンネルCNBC(電子版)などが20日、ウォルマートの広報担当者の話として伝えた。

 ウォルマートは18年4月に、アスダを英同業2位のセインズベリーに売却することで合意したものの、市場寡占が進むとして英独禁法当局が認めなかった。その後、ウォルマートは新たな売却先を模索し、20年からプライベートエクイティ(PE)ファンドのアポロ・グローバル・マネジメントやローン・スター・ファンド、英PEファンドのTDRキャピタルと協議を行っていたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて協議を一時中断していた。

 ウォルマートは1997年にドイツに参入したあと、99年にアスダを買収し、欧州事業の強化を本格化させた。ただ、06年にドイツから手を引いており、アスダ売却となれば事実上の欧州撤退となる。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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