三栄コーポが急落し年初来安値、上期および通期の営業損益に赤字を予想

株式

2020/7/22 14:49

 三栄コーポレーション<8119.T>が急落。21日引け後に、21年3月期上期(20年4-9月)および通期の連結営業損益予想を赤字としたことが嫌気された様子。株価は前日比201円安の2359円まで値を下げ、4月6日の年初来安値2404円を更新している。

 これまで未定としていた業績予想について、21年3月期上期は売上高140億円(前年同期比33.1%減)、営業損益9億円の赤字(前年同期は6億2700万円の黒字)、通期は売上高310億円(前期比24.8%減)、営業損益15億円の赤字(前期は13億1500万円の黒字)としている。4月の緊急事態宣言発出によって全国的に店舗休業を含む営業時間の短縮が行われたこと、同社グループにおいても同様に店舗休業等を行ったことから、各報告セグメントにおいてOEM事業における受注減やブランド事業における販売機会の喪失があり、緊急事態宣言解除後も店舗等は徐々に再開したが、未だ消費者の購買意欲上昇は見られないことから大幅な減収・減益を見込んだ。

 午後2時49分現在の株価は178円高の2382円。

提供:モーニングスター社

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