ソニーが反発、三菱UFJモルガン証は「オーバーウエート」継続、目標株価は1万円に引き上げ

株式

2020/7/30 16:51

 ソニー<6758.T>が反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では29日付で、レーティング「オーバーウエート」(強気)を継続、目標株価は9100円から1万円に引き上げている。

 目標株価算出方法を変更、あわせて目標株価を1万円に引き上げるとしている。エクイティストーリーに変更はなく、「既存事業の持続的な拡大に加えてイノベーションが同社の業績拡大を牽引する新たな成長局面入り」とするとしている。21年3月期は新型コロナ影響で業績は一時的に落ち込むと予想するものの、22年3月期には回復に転じ、その後は安定的な成長局面が続くことを見込んでいる。競争力のある差別化ハードウエアと、リカーリングビジネスモデルとを組み合わせた新たな成長戦略が株価に織り込まれる余地はあると考え、「オーバーウエート」を継続するとしている。

 同証券では業績予想を修正、連結営業利益について、21年3月期5808億円(前期比31.3%減、従来8800億円、会社側計画は非開示)、22年3月期7533億円(従来9600億円)、23年3月期8809億円と試算している。

 30日の終値は、前日比16円高の8184円。

提供:モーニングスター社

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