米アマゾンは大幅高、第2四半期は大幅増収増益―オンライン販売好調

米国株式

米決算

2020/7/31 10:09

 米オンライン小売大手アマゾン・ドットコム<AMZN>が30日の時間が取引で、日中終値比5.01%高の3204.75ドルと大きく上昇した。同日の通常取引終了後に発表した20年12月期第2四半期(4-6月)の決算が好感された。

 売上高は前年比40%増の889億ドル、純利益は同2倍の52億ドルと大幅な増収増益となり、希薄化後1株当たり利益(EPS)は同97%増の10.30ドルと、市場予想の1.48ドルを大きく上回った。

 新型コロナウイルスの感染拡大を背景にした外出制限などの影響でオンライン販売の売上高が急増。イーコマース(電子商取引)事業は前年比47.8%増の459億ドルとなった。実店舗(傘下のホールフーズ・マーケッツ)の売上を含めた北米事業の売上高は同43%増の554億4000万ドル。海外事業部門は同38%増の226億7000万ドルとなった。一方、クラウド・コンピューティングベースのデータセンターサービス部門であるアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)の売上高は前年比29%増の108億ドルとなったが、市場予想を下回った。

 第3四半期(7-9月)の業績予想は、売上高を前年比24-33%増の870億-930億ドルとした。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

(イメージ写真提供:123RF)

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