<米国株情報>マイクロソフト、「TikTok」の米国部門買収協議を保留か

株式

2020/8/3 10:34

 ソフト世界最大手のマイクロソフト<MSFT>と中国インターネット大手バイトダンス(字節跳動)は、バイトダンスが提供する動画共有サービス「TikTok(ティックトック)」の米国部門の買収協議をいったん保留したもようだ。米経済情報専門サイトのマーケットウオッチなどが1日、関係者の話として伝えた。

 トランプ大統領は7月31日、記者団に対し、国家安全保障上の懸念があるとして、両社の買収協議を支持しないことや、早ければ8月1日からTikTokの米国内での利用を禁止したい意向を示した。マイクロソフトとバイトダンスは、週明け3日までに大筋で合意する見通しだった。

 一方、関係者によると、TikTokの米国部門が米国企業に買収されれば、米国での事業存続が可能との見方もあり、共和党議員のなかにも、米企業による買収を評価する声があがっている。TikTokは今後3年間で最大1万人を米国内で雇用する譲歩案を政府側に示している。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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