MDMが急騰、上期の業績予想を上方修正

株式

2020/8/3 14:43

 日本エム・ディ・エム(MDM)<7600.T>が急騰。7月31日引け後の決算発表で、21年3月期上期(20年4-9月)の連結業績予想を上方修正したことが好感された様子。株価は前週末比270円高の1825円まで値を上げている。

 21年3月期上期について、予想売上高を従来の71億円から73億円(前年同期比16.9%減)に、営業利益を1億6000万円から5億5000万円(同56.6%減)にそれぞれ引き上げている。第1四半期(4-6月)において、日本国内の人工関節分野および脊椎固定器具分野の症例数の減少が想定より少なかったこと、また米国において5月以降、新型コロナウイルス感染症患者数の増加率低下で人工関節置換術が再開され、6月には更に多くの医療機関で手術が再開し、想定以上に症例数が回復したことか主な要因。第1四半期は売上高34億900万円(同21.9%減)、営業利益2億4200万円(同62.5%減)だった。

 午後2時38分現在の株価は222円高の1777円。

提供:モーニングスター社

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