タカラBIO、ゲノム編集技術CRISPR/Cas9特許群の研究分野における全世界の通常実施権を取得

株式

2020/8/4 7:36

 タカラバイオ(タカラBIO)<4974.T>は前週末7月31日、子会社の米Takara Bio(カリフォルニア州)が、カリフォルニア大学バークレー校、ウィーン大学およびヴィリニュス大学が保有するゲノム編集技術CRISPR/Cas9特許群の研究分野における全世界の通常実施権を、米Caribou Biosciences(カリフォルニア州)を通じ取得したと発表した。

 今回のカリフォルニア大学らの特許ライセンスにより、ゲノム編集技術を利用する、より広範な研究用試薬、サービスの提供が可能となった。同社は今後とも、ゲノム編集技術関連の研究用試薬、サービスの提供の拡充に努めるという。

 CRISPR/Cas9とは、RNAとタンパク質の複合体からなる人工的に作製されたDNA分解酵素を用いるゲノム編集技術の一種。

 8月3日の終値は、前週末比95円高の2903円。

提供:モーニングスター社

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