日経平均は308円程度高、きのうの反発した動きや米国株高、対ドルでの円安も支えのもよう=4日寄り付き

 4日午前9時25分すぎの日経平均株価は、前日比308円程度高い2万2504円前後で推移する。午前9時24分には、同324円68銭高の2万2520円06銭を付けている。きのう3日、大幅に反発した動きや、現地3日の米国株式市場で、ナスダック総合指数が4日続伸して、7月20日の史上最高値を更新したこともあり、買いが先行した。その後、為替市場で、ドル・円相場が円安方向にあることも支えとなっているもようで、堅調な動きが続いている。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は3日の大阪取引所終値比295円高の2万2385円だった。

 業種別では、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株や、大日印<7912.T>、任天堂<7974.T>などのその他製品株が上昇。日本製鉄<5401.T>、JFE<5411.T>などの鉄鋼株や、マルハニチロ<1333.T>、サカタのタネ<1377.T>などの水産農林株も高い。三井物産<8031.T>、三菱商<8058.T>などの卸売株や、三菱UFJ<8306.T>、三井住友<8316.T>などの銀行株も堅調。SUMCO<3436.T>、LIXILG<5938.T>などの金属製品株や、トヨタ<7203.T>、ホンダ<7267.T>などの輸送用機器株も上げている。

 個別では、アルヒ<7198.T>、ワールドHD<2429.T>、JESHD<6544.T>、イビデン<4062.T>、アイスタイル<3660.T>などが上昇。半面、岩崎電気<6924.T>、グランディ<8999.T>、DLE<3686.T>、モバファク<3912.T>、ジョイ本田<3191.T>などが下落している。

 東京外国為替市場は午前9時25分時点で、1ドル=106円台の前半(3日終値は1ドル=105円89-90銭)、1ユーロ=124円台の半ば(同124円54-58銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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