イチネンHDが続急騰、第1四半期業績の好進ちょくを材料視

株式

2020/8/4 13:57

 イチネンホールディングス<9619.T>が続急騰。3日引け後の決算発表で、21年3月期第1四半期(4-6月)の連結業績が好進ちょくを示したことが材料視された様子。株価は前日比101円高の1171円まで値を上げている。

 21年3月期第1四半期は、売上高270億3200万円(前年同期比21.4%増)、営業利益15億4100万円(同6.0%増)。「パーキング事業」は、新型コロナウイルス感染症の影響による外出自粛や商業施設の営業自粛等で駐車場の稼働が大幅に低下し、営業損益は8700万円の赤字(前年同期は2億800万円の黒字)に陥ったが、主力の「自動車リース関連事業」が、車両は小型化傾向にあるがリース契約台数の堅調な推移により、営業利益を13億2400万円(同34.5%増)に伸ばして全体をけん引。「機械工具販売事業」も前期に連結子会社化した「アクセス」の貢献もあり営業利益1億8600万円(同4.1倍)と好調に推移する中、連結営業利益の上期(4-9月)予想25億円(同27.9%減)に対する進ちょく率は61.6%となっている。

 午後1時55分現在の株価は83円高の1153円。

提供:モーニングスター社

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