岩崎電気が急落、通期の営業利益に大幅減益を予想

株式

2020/8/4 14:46

 岩崎電気<6924.T>が急落。3日引け後の決算発表で、21年3月期の連結営業利益に大幅減益を見込んだことが嫌気された様子。株価は前日比294円安の1413円まで値を下げている。

 21年3月期第1四半期(20年4-6月)は、売上高93億2100万円(前年同期比12.4%減)、営業損益4億2600万円の赤字(前年同期は2億1800万円の赤字)。第1四半期は例年、閑散期ではあるが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で企業活動全体が制限を受ける中、主力の「照明」は営業利益が3億100万円(同17.6%減)にとどまり、「光・環境」は営業損益が2億8600万円の赤字(前年同期は9000万円の赤字)と、赤字幅を広げた。

 これを踏まえ会社側はこれまで未定としていた通期の業績予想について、売上高520億円(前期比12.3%減)、営業利益12億円(同67.2%減)としている。

 午後2時41分現在の株価は290円安の1417円。

提供:モーニングスター社

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