(再送)日経平均は33円程度安、売り先行後は下げ渋る動き=6日寄り付き

 6日午前9時21分すぎの日経平均株価は、前日比33円程度安い2万2480円前後で推移する。午前9時6分には、同90円39銭安の2万2424円46銭を付けている。きのう5日の上値の重い動きが続き、売りが先行したようだ。その後、模様眺めムードのなか、やや下げ渋る動きとなっている。現地5日の米国株式は、NYダウが4日続伸し、ナスダック総合指数が3日続けて史上最高値を更新するなど、堅調な展開が続いたが、シカゴ日経平均先物の円建て清算値は5日の大阪取引所終値比40円安の2万2470円だった。

 業種別では、アサヒ<2502.T>、JT<2914.T>などの食料品株や、日水<1332.T>、マルハニチロ<1333.T>などの水産農林株が下落。帝人<3401.T>、東レ<3402.T>などの繊維株や、信越化<4063.T>、花王<4452.T>などの化学株も安い。トヨタ<7203.T>、ホンダ<7267.T>などの輸送用機器株や、三井不<8801.T>、三菱地所<8802.T>などの不動産株も軟調。武田薬<4502.T>、中外薬<4519.T>などの医薬品株や、JR東日本<9020.T>、JR東海<9022.T>などの陸運株も下げている。

 個別では、ユナイテッドアローズ<7606.T>、コロプラ<3668.T>、アルフレッサ<2784.T>、MSJP<6539.T>、サントリーBF<2587.T>などが下落。半面、シャープ<6753.T>、ソリトン<3040.T>、日本化<4092.T>、ティーガイア<3738.T>、シュッピン<3179.T>などが上昇している。

 東京外国為替市場は午前9時21分時点で、1ドル=105円台の半ば(5日終値は1ドル=105円67-68銭)、1ユーロ=125円台の前半(同124円90-94銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ