住友精化が急騰し年初来高値を更新、第1四半期の大幅増益を好感

株式

2020/8/6 13:33

 住友精化<4008.T>が急騰。5日引け後の決算発表で、21年3月期第1四半期(20年4-6月)の連結営業利益が大幅増益となったことが好感された様子。株価は前日比570円高の3980円まで値を上げ、6月23日の年初来高値3715円を更新している。

 21年3月期第1四半期(20年4-6月)の連結業績は、売上高276億9700万円(前年同期比12.5%増)、営業利益34億4300万円(同85.1%増)。「機能化学品」が営業利益5億4500万円(同19.0%)と順調に推移する中、主力の「吸水性樹脂」が営業利益を25憶6300万円(同2.5倍)に伸ばして全体をけん引した。同事業では、中国市場において衛生材料の原材料調達を優先する動きが一時的に拡大したことに加え、原料価格下落の追い風もあり、大幅増益を達成している。

 午後1時33分現在の株価は195円高の3605円。

提供:モーニングスター社

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