住友商、米Sintavia社に追加出資

株式

2020/8/7 7:35

 住友商事<8053.T>は5日、米州住友商事会社を通じて、金属系材料を用いた3Dプリンティング(積層造形)技術を持つ米Sintavia(フロリダ州、Sintavia社)に追加出資したと発表した。

 Sintavia社は、金属系材料による3Dプリンティング技術を保有し、特に航空宇宙業界向けに強みを持ち、製品設計、粉末試験、部品造形、機械加工、熱処理、品質検査などの製造工程を全て自社で完結している。また、航空宇宙業界において高い品質管理能力が求められる国際特殊工程認証制度(NADCAP)において、レーザー付加製造、電子ビーム付加製造および熱処理の工程認証を取得している。航空宇宙産業を始めとする幅広い産業向けに試作品の製造や受注生産を行い、近年では、量産契約の締結も開始するなど、着実に事業を拡大しているという。

 6日の終値は、前日比8円高の1278.5円。

提供:モーニングスター社

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