京急、羽田空港第1・第2ターミナル駅に放置された物をAIで検知するシステムを導入

株式

2020/8/7 7:37

 京浜急行電鉄<9006.T>は5日、テロ防止対策のために、防災・防犯カメラの設置、京急電鉄職員やガードマンによる駅の巡回、ポスターや構内放送による顧客への注意喚起、協力依頼を行っているが、8日から羽田空港第1・第2ターミナル駅において、放置された物をAI(人工知能)で検知するシステムを導入すると発表した。

 導入するのは、アイテック阪急阪神製。このシステムは、AIと連動する防犯カメラが、さまざまな角度から撮影した映像をもとに、AIが形状や放置された時間などを読み取り、放置物か否かを判断。検知した場合は、自動的に駅事務室で警報を発報し、必要に応じて駅係員や警備員が駆け付け対処し、危険物と判明すれば警察に通報するという。

 6日の終値は、前日比50円安の1390円。

提供:モーニングスター社

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