日経平均は44円程度安、買い先行後は下げに転じる=7日寄り付き

 7日午前9時25分すぎの日経平均株価は、前日比44円程度安い2万2373円前後で推移する。午前9時17分には、同92円92銭安の2万2325円23銭を付けている。朝方は、現地6日の米国株式市場で、NYダウが5日続伸し、ナスダック総合指数が4日続けて史上最高値を更新するなど活況が続いたことから、やや買い優勢でスタートした。ただ、買いの勢いが続かず、売り圧力が強まる格好となり、下げに転じたようだ。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、6日の大阪取引所終値比20円高の2万2410円だった。

 業種別では、三井金属<5706.T>、住友鉱<5713.T>などの非鉄金属株や、SUMCO<3436.T>、洋缶HD<5901.T>などの金属製品株が下落。日本製鉄<5401.T>、JFE<5411.T>などの鉄鋼株や、クレセゾン<8253.T>、オリックス<8591.T>などのその他金融株も安い。信越化<4063.T>、ライオン<4912.T>などの化学株や、日水<1332.T>、マルハニチロ<1333.T>などの水産農林株も軟調。ソニー<6758.T>、キーエンス<6861.T>などの電機株や、日本紙<3863.T>、大王紙<3880.T>などのパルプ紙株も下げている。

 個別では、朝日ネット<3834.T>、TOWA<6315.T>、ユニシス<8056.T>、日東紡<3110.T>、ダイワボHD<3107.T>などが下落。半面、特殊陶<5334.T>、ASB機械<6284.T>、島津製<7701.T>、福山通<9075.T>、NISSHA<7915.T>などが上昇している。

 東京外国為替市場は午前9時25分時点で、1ドル=105円台の半ば(6日終値は1ドル=105円62-64銭)、1ユーロ=125円台の前半(同125円07-11銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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