ヤマダ電機が続急騰、第1四半期は好調に推移

株式

2020/8/7 12:36

 ヤマダ電機<9831.T>が続急騰。6日引け後の決算発表で、21年3月期第1四半期(20年4-6月)の連結業績が好調な推移を推移を示したことが好感された様子。株価は前日比50円高の529円まで値を上げている。

 21年3月期第1四半期は、売上高4065億2000万円(前年同期比8.0%増)、営業利益226億2800万円(同3.7倍)。新型コロナウイルスの影響により、都市部は来店客数が減少したものの、郊外店舗の来店客数が増加し、全体的には好調に推移した。外出自粛等の消費行動が制限されたことで生活必需商品である家電製品への需要が高まり、商品別には「新生活様式」に対応したテレワークやオンライン授業等に関連した需要が新しく創出。テレビは在宅率の上昇から買い替え需要に拍車がかかり、4Kテレビや有機ELテレビ等の高単価商品を中心に伸長。冷蔵庫・洗濯機も買い替え需要に下支えられ高単価商品を中心に増加し、エアコン等の季節商品は6月は全国的に気温が高く広い範囲で真夏日を記録したことにより好調に推移した。

 これを踏まえ会社側は、これまで未定としていた業績予想について、21年3月期上期(4-9月)は売上高8300億円(前年同期比1.6%減)、営業利益333億円(同34.7%増)、通期は売上高1兆6600億円(前期比3.0%増)、営業利益615億円(同60.5%増)としている。

 午後零時32分現在の株価は44円高の523円。

提供:モーニングスター社

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