ネットワンが年初来高値、三菱UFJモルガン証は「オーバーウエート」継続、目標株価5050円に引き上げ

株式

2020/8/7 17:25

 ネットワンシステムズ<7518.T>が80円高の4425円まで買われ、8月4日につけた年初来高値を更新。買い一巡後は上げ幅を縮小する展開。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では6日付で、レーティング「オーバーウエート」(強気)を継続、目標株価は4300円から5050円に引き上げている。

 PUB(公共)の売上見通しを引き上げ、22年3月期以降のGPM引き上げにより同証券業績予想を上方修正、同証券ROE予想上方修正による妥当PBR引き上げを主因に、目標株価を5050円に引き上げるとしている。

 エクイティーストーリーは「拡大するクラウド基盤やセキュリティー対策の需要取込み及び収益性向上に伴う利益成長」を挙げている。短期はGIGAスクール構想やテレワーク、中期はスマート工場や医療、自治体向けセキュリティークラウドリプレースなどの需要取り込みに期待するとしている。

 同証券では、連結営業利益について、21年3月期200億円(前期比21.4%増、従来175億円、会社側計画は170億円)、22年3月期230億円(従来205億円)、23年3月期260億円(同240億円)と試算している。

 7日の終値は、前日比25円安の4320円。

提供:モーニングスター社

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