13日の債券市場見通し=リスク選好で軟調地合い

債券

2020/8/13 8:11

予想レンジ:債券先物中心限月(20年9月限)151.70円-151.85円、長期国債利回り0.040%-0.045%

 13日の債券市場は、リスク選好で軟調地合い。

 前日の米国債は続落となった。「米7月CPI(消費者物価指数)コア指数が91年1月以来、29年半ぶりの大幅な伸びとなったことに加え、米国株が新型コロナワクチン早期実用化への期待などから上昇したことなどが売り材料となった」(銀行系証券)という。

 先物・夜間取引は、一時151円65銭まで売り込まれた後、下げ幅を縮めた。円債も軟調地合いで、売りが先行しそうだ。ドル円が一時1ドル=107円台をつけ、日経平均株価の大幅続伸が見込まれることも逆風となりそうだ。

提供:モーニングスター社

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